先日、ふらりとカフェに立ち寄った。
満席だったので、入口とお庭の雰囲気を楽しんで、レジ横に綺麗に陳列されていたスイーツを買って帰って来た。
暖簾も、お庭の銀杏も山吹色。
この色は私に似合ってるよ、と若い頃に母に言われ、つい地味な色を選びがちだった私に新しいジャケットを買う勇気が湧いた。
単色ではなく、山吹色がメインのストライプ柄だった。会社に着て行ったら、同僚にも似合うと言われた。
それからこの色が気になり始めて、洋服を買うときにはこの色を意識していたけど、なかなかピンとくるものが見つからない。
去年の春に通販で買ったカーディガンは、ちょっと短めでペラペラのニット生地だけど、色がバッチリだったのでヘビロテ。
若い頃より色の力を感じられるようになった。
色の出方は素材によっても変わるし、組み合わせる色によっても、光の具合や肌や髪の色でも変わる。色が生きてくる着方や見え方を発見すると、俄然元気になれる。