https://www.nicovideo.jp/watch/sm32424142
アメリカにいたときにこの映画を初めて観て、なんだかよくわからなかったのだけど、
今日もう一度観てみたら、ものすごく楽しめた。
異星から訪れた女性が地球を体験する物語。
映画のなかで、「切断」という言葉を用いているけれど、
いわゆる最近のスピ系の「目覚め」に相当するような感覚を、
多くの人がこの女性から得ていく。
ちょっとしたコメディのように楽しめるけれど、
いや、人間て、こんな能力を持てる日は近いのではないかと、ふと感じてしまった。
この女性の息子二人も地球にやってきて、
地球で親しくなった医師に地球の未来を語る。
「工業時代の後は、大裁判になる。有害物を製造した人全員に有罪の判決が下されるんだ。
食品、化学物質、武器、たばこ、酒、医薬品、原子力、自動車、建築などの業者、
それで蓄財した政治家。
不買運動が始まった。有害物を買わないようにしたんだ。
軍隊も警察も手が出せなかった。
復興前の大混乱期。」
そうだねぇ、いま、復興前の大混乱期かもしれない。
それと、映画のなかで散りばめられている、異星に住む若者たちの躍動感あふれる体の動きが
お金のこと心配しないで、頭でっかちにならないで!って言ってるようで、
大らかな気持ちになった。
自分の生活と心、まだまだ見直す余地あるなぁ。