今朝起きたらいきなりグラグラめまいがして、終日、本調子でなかった。
水を飲もうとして頭が少し後ろに反り返ってもぐらぐら。
夕方まで様子を見たが、不安なので近所の夜間診療を行っている病院を探し、
電話をして徒歩で向かった。
結論から言うと、良性発作性頭位めまい症と診断されたのだが、一応MRI検査を受けておいた。
幸いにも脳みそはきれいで、血管にも特に問題なし。
MRI検査を受けたのは初めてで、
20分あまりもの間、この筒のなかでじっとしているのに耐えられるだろうかと思ったが、
自分の呼吸を規則正しくカウントしていたら、段々日常のことを思い巡らしたりすることができ、
思ったよりはラクに終えられた。
良性発作性頭位めまい症についてちょっと調べてみたが、体というのは本当によくできていて、
フシギで、神秘的でデリケートでもあり、またタフでもあるなとつくづく感じた。
年齢を重ねるにつれいろいろな症状が表れる度に疾患部に意識が向き、
その意識の範囲も広がってゆく。
この症状になったら、今までよりもうちょっと体を動かしたほうがいいらしい。