主人が毎日のように畑からピーマンを持って帰ってくるので、二人ではさすがに消化しきれず、ご近所におすそ分けしたりしている。
昨日、おやつの時間のころ、階下のお宅にいくらか持っていったら快く受け取ってくださった。
その夜7時ごろ、ドアベルが鳴って戸を開けると、そのお宅の奥様が上にアルミホイルがふんわりかかった熱々のお皿を大事そうに持って立っていた。ピーマンの肉詰めのてんこ盛りだった。ちょうど食事が終わるか終わらないかの頃だったので、早速いただいた。あー、おいしい。。どうしてこのメニューを忘れていたか、ワタシ。そして、どうして人が作ってくれるものはこんなに美味しいのか。。
器はヨーロッパ風の愛らしい細かな柄のココットだった。しばらく見入っていた。
洗って綺麗に拭いたその器にまたしばらく見入っていた。なんだか無性にキャンディを入れたくなり、輸入食品専門店で小粒のフルーツキャンディを一袋買ってきていっぱいにした。色とりどりのきらきら光る包装紙。最近色鮮やかなものに惹かれる。こんなことするだけでもウキウキする。
今日、おやつの時間のころ、それを持ってまたそのお宅へ行った。出てきた奥様に手渡すと、一緒についてきた3人のちびちゃんたちが腕を伸ばしてのぞきこむ。うぉー!やっべーやっべーと言っている。思わず笑いこけた。